05/04/27 18:45:05
韓中の反日行動が逆に日本の教科書問題を助長
「民族=想像の共同体」と主張して世界的に名を知られた米コーネル大の
ベネディクト・アンダーソン(69)名誉教授(東南アジア政治学)が、初めて訪韓した。
アンダーソン教授は、民族は古代から続く血縁共同体でなく、近代資本主義の発展によって
作られたと説く。
アンダーソン教授は、韓国東南アジア研究所(所長:ソウル大人類学科呉明錫教授)と
西江(ソガン)大東亜研究所(所長:同大政治外交学科辛尹煥教授)から招請され、
26日午後、西江大で「東南アジアのブルジョア寡頭制」というテーマで特別講演を行った。
講演前日の25日の夕、アンダーソン教授と会い、最近「歴史紛争」でかまびすしい
東アジアの状況について質問した。
アンダーソン教授は、民族主義の批判者らしく誰が正しく誰が間違っているのかに
重点を置くことなく、全体的に冷ややかな口調で質問に答えた。
--日本の扶桑社が出版した教科書の内容のせいで、歴史歪曲と領土問題をめぐって
韓中が日本を強く批判しているが。
「日本の教科書問題が韓中だけで深刻な問題として浮上した背景が気になる。
中国はなぜ急に怒り出したのか」。
--日本の右翼が攻勢を仕掛けるための反作用では?
「扶桑社の歴史教科書は極めて採択率が低く、今後も同様だと予想されるが、韓中の反応が
逆に採択率アップを助長している。日本で右翼は少数で、別に人気もない。
ほとんどの日本人は戦争をしたいと思っていないと思う」。
(以下2以降に続く)