06/11/04 12:43:57 lHyZiHnA
>>119
彼には厳罰が下りそれによって罪を償う。犯罪は決して許されないしそれに対する
同情も一切許されないないだろう。
しかし、小林被告本人の人間性を見たとき、考えさせられる部分が有るのでは
とも思う。
彼のパターンは、一般犯罪者とは逆を行っているような気がする。
普通は重刑を逃れるために、裁判過程で真摯な態度や、被害者家族に対する
徹底した謝罪、許しを求めるものだが、彼は公判を通して飄々とした態度で
一縷の罪悪感も顕わさず、死刑にするならしろの態度を貫き、望み道理の
死刑となった暁に、悔恨と謝罪の意思を表明している。
本心はこちらではないかと思う。これが判っているからこそ、自己では
どうしようもない己の本体を、抹殺する以外に手段がなかったのではないだろうか。
被害者家族はこれを聞いて、即は当然許せないだろうが、時の経過と共に許してやって
欲しいような気がする。
親鸞の言葉に、極悪人ほど弥陀により許されるという教えがある。
これも日本人の考え方の一つとして続いてきたことも確かだ。