06/12/24 05:28:45 0
マリナーズ・イチロー外野手(33)が故郷で『いじめ撲滅』を力説した。愛知・豊山グラウンドで行われた
「第11回イチロー杯争奪学童野球軟式野球大会」の閉会式に出席。挨拶に立ったイチローは、
「いじめている人、いじめられている人がいれば『一緒に野球をやろう』と声を掛けてほしい」と語りかけた。
グラウンド外の社会問題に関して、イチローが、自らの意見を語るのはまれ。己の言葉が、
それなりの影響力を持っていることが、分かっているからこその、いわば自主規制。その“縛り”を解き、
イチローが力説したのは“いじめ撲滅”へのメッセージだった。
「もしこの先、自分たちの周りで、いじめている人、いじめられている人がいたら『一緒に野球をやろう。
一緒に体を動かして、遊ぼうよ』と声を掛けてほしい。それには優しさと、勇気が必要ですが、
そういう大人になってほしい」
故郷の愛知・豊山グラウンドで行われた『第11回イチロー杯争奪学童野球軟式野球大会』の
閉会式に、プレゼンターとして出席。挨拶に立ったイチローが、少年球児たちに、優しく、
そして力を込めて、話し出した。
「いじめの問題が、社会的に、大きな問題になっています」
野球を通して、人と人とのつながりを学んだ。ともに助け合うことの尊さを知った。
野球に、一生懸命取り組めば、きっといじめはなくなる。その確信があるからこそ、
昨今のいじめ問題に、心を痛めていた。
「野球は面白い。いろんなことが学べるんです」。つい先日までソフトバンク・川崎と、
来月にはオリックス・清原と合同トレを行う。同球団に所属したことのない、その2人と
イチローをつないだのも野球だ。
君たちも野球を通して、友人を増やしてほしい-。世界の頂点まで登り詰めた男から贈られた
“クリスマス・メッセージ”はどこまでも熱かった。
URLリンク(www.sanspo.com)