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<日刊アマゴルフ:第28回関西シングルプレーヤーズ・ダブルス選手権>
◇決勝◇初日◇4日◇兵庫・六甲国際GC(6932ヤード、パー72)◇出場80チーム(160人)
JRAの人気騎手の幸英明(30)と村松和彦(40=ともに甲賀)組が2アンダーの70で回り、首位と1打差
5位につけた。ゴルフ歴8年ながらハンディ3の幸が8番のバーディーで貢献。「師匠」で甲賀CCクラブチ
ャンピオンの村松もインで2バーディーを奪い、好発進につなげた。新井孝(57=推薦)池本繁三郎(33
=宇治)ら4組が69をマークして首位に並んでいる。
幸のさわやかな笑顔が、ゴルフ場でも輝いた。「師匠」と尊敬する村松とのコンビで5位発進。「僕が活躍
したのは1ホールだけですよ」。謙遜(けんそん)したが、首位と1打差の「好位」に端正なマスクを崩した。
4年前に知人を通じて知り合った師匠と力を合わせた。前半インで2バーディーを奪った村松を頼りつつ、
後半は幸も見せ場をつくる。8番で7メートルを沈めて初バーディー。毎晩、自宅のマットで練習を続けた
成果を見せた。
ゴルフを始めて8年。最近では騎手の仕事をこなした後に、栗東トレセンからコースに向かうことが多く
「週2回くらいはプレーしています」。飛距離は240ヤードと控えめだが、小技でスコアをまとめるタイプ。
精神面の波も少なく、村松も「人間的にいい人だし、ゴルフも紳士」と感心する。
初コンビで、いきなり迎えたVチャンス。「村松さんはディープインパクト。邪魔しないようにするだけです」
と幸が言えば、村松は「(ジャパンカップの)ハーツクライのように失速するかもしれないよ」と苦笑い。リ
ラックスした師弟コンビで、狙うは差し切り勝ちだ。【木村有三】
[2006年12月5日10時43分 紙面から]
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