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●伝道師
かつての“青春スター”橋幸夫(63)が介護問題の“伝道師”として動き始めた。
12月3日から大阪・新歌舞伎座で主演舞台「夢の架け橋」がスタート。
認知症の母親を最後の最後まで介護した自らの体験をベースにした時代劇で、
母親を淡島千景、息子を橋、その妻を坂口良子が演じる。
これまでも、橋は介護問題について語り続けてきた。
89年には体験記「お母さんは宇宙人」を出版し、その後は認知症と介護問題をテーマにした
講演を数多くこなしている。日刊ゲンダイ本紙の連載でも、母親に異変が起こった84年の
年末から90年に息を引き取るまでの間に起こった壮絶な体験と、それを支えた家族の愛情をつづっていた。
今月23日には「福祉ネットワーク」(NHK教育)、27日には「生活ほっとモーニング」(NHK)
にも出演し、「専門家に診てもらうことは必要だけど、究極は家族の愛」という持論を訴えた。
「いまの橋にとって、自分をスターに育ててくれた母親を介護し続けた体験は絶対に避けて通れない。
また同じような問題を抱えている人々を少しでも手助けできればと考えています。
本業の歌と並行して、介護問題についても本格的に取り組んでいくつもりです」(マスコミ関係者)
大みそかの紅白歌合戦への出場はかなわなかったものの、今月29日には新曲「花火音頭」をリリースした。
橋の精力的な活動はまだまだ続きそうだ。
【2006年11月30日掲載記事】
[ 2006年12月3日10時00分 ]
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)
橋幸夫オフィシャルホームページ
URLリンク(www.pyramid-mu.co.jp)