06/11/30 12:40:21 LYVi6vK80
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実相寺昭雄氏が死去 「ウルトラマン」を演出
テレビの「ウルトラマン」シリーズや映画「帝都物語」で知られる
映画監督の実相寺昭雄さんが29日午後11時45分、胃がんのため東京都文京区の病院で死去した。
69歳。東京都出身。葬儀・告別式は12月2日午前10時半から文京区湯島4ノ1ノ8、麟祥院で。喪主は妻で女優の知佐子さん。
早大卒業後、ラジオ東京(現TBS)に入社。1960年代に「ウルトラマン」「ウルトラセブン」などの演出を手掛け、
独特の照明技術を駆使した陰影のある映像で日本の特撮映像の第一人者となった。
69年に「宵闇せまれば」で映画監督としてデビュー。TBSを退社して実相寺プロを設立し、
情緒的なエロチシズムの中に人間の本性を描いた「無常」(ロカルノ国際映画祭グランプリ)「哥」などを発表した。
荒俣宏さんの幻想小説「帝都物語」や京極夏彦さんの「姑獲鳥の夏」も映画化。
70年代に演出した特撮番組のリメーク映画「シルバー假面」を完成させたばかりだった。
オペラの演出も手掛けたほか、著書に「星の林に月の舟」「ウルトラマン誕生」などがある。東京芸術大名誉教授。
(12:10)