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野球、ソフトの復帰険しく 16年五輪残り2競技
国際オリンピック委員会(IOC)は28日、クウェート市で開いた理事会で、
2016年以降の夏季五輪実施競技見直しの新手続きを
07年総会に提案することを決めた。16年五輪は、
12年ロンドン五輪で実施する26競技を「中核競技」としてまとめ、
継続の可否を一括審議する。これが承認されれば、
実施競技数の上限である28を超えない範囲で理事会が追加競技を提案、
総会で過半数を得れば実施となる。
20年五輪以降は中核競技を25に減らす。
中核競技の一括承認が得られない場合は、1競技ずつ存続を問う。
新手続きは、総会で3分の2以上の賛成があれば可決される。
実現すれば12年ロンドン五輪で除外された野球、
ソフトボールは復活に向けて理事会の推薦が必要となるなど、
同じように五輪入りを目指す空手やスカッシュなどと
同等に扱われることになり、復帰への道が険しくなりそうだ。
理事会は追加競技の提案をする際、両競技を優先せず、
世界的な広がりや反ドーピング(禁止薬物使用)の取り組みなどを考慮し、
ほかの競技と同等に比較して選ぶとしている。
野球とソフトは除外されたとはいえ、
五輪憲章にある「五輪競技」リストに残っていた。
現規定では空手などはまずこのリストに加わらなければならず、
総会の3分の2以上の得票が必要だった。
● 夏季五輪の見直し案
■ 12年ロンドン五輪で実施される26競技
体操、柔道、バスケットボール、バドミントン、陸上、レスリング、射撃、
水泳、ヨット、カヌー、サッカー、重量挙げ、アーチェリー、テニス、自転車、
テコンドー、ボート、卓球、トライアスロン、ホッケー、馬術、近代5種、
ボクシング、フェンシング、バレーボール、ハンドボール
■ 北京五輪まで実施され、ロンドン五輪で除外される2競技
野球、ソフトボール
■ ロンドン五輪での実施が検討されたが選ばれなかった5競技
7人制ラグビー、空手、ローラースケート、ゴルフ、スカッシュ
朝日新聞:URLリンク(www.asahi.com)