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【ドーハ（カタール）２５日＝山下健二郎】反町ジャパンが中東の地で「愛のレッスン」を受ける。
アジア大会に出場するＵ－２１（２１歳以下）日本代表が、ドーハ入りした。約１３時間のフライトでは
卓球の福原愛ら他競技の選手と同便。日本選手団の一員として初めて臨む国際大会で、
選手村での共同生活も始まり「愛ちゃんと話してみたい」と選手たちも目を輝かせた。
もちろんミーハー気分からではない。これまではサッカー単独での遠征だっただけに、
ＤＦ田中は「めったにない機会。いろいろな話を聞いて勉強したい」と意気込む。
体調管理や練習方法など、サッカーで生かせることがあるかもしれない。
２６日に日本を出発するＦＷ平山も、福原とはともに海外リーグ所属の経験があり
「通じるものがある。僕、実は卓球がうまいんです」と期間中に「お手合わせ」を願い、
親交を深めるつもりだ。
Ｕ－２１代表は「サッカー以外からも吸収すべきものは多い」という反町監督の方針で、
プロ野球観戦や中国、韓国の歴史の勉強会も開いた。
関係者は「今回も他競技の応援などイベントを考えたい」という。
この日は現地入り直後の午前練習を中止し、選手村で約１時間の散歩を楽しんだ。
北京世代が「異競技交流」で知識と友情を深め、２９日の初戦パキスタン戦に臨む。
［2006年11月26日7時20分 紙面から］日刊スポーツ
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