06/11/02 14:41:02 0
巨人・上原浩治投手（３１）が１日、東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場で、
プロ入り後、最速となる自主トレを開始した。１１月１日、１並びの“シーズンイン”に
「もう一度、１からやり直す」と思いを込めた。昨オフの契約更改の席で「ＦＡ（権取得）まで、
ポスティングを使わない」と球団側に伝えたエースが、チームのＶ奪回へ早くも動き出した。
エースがＶ奪回へ向け、決意の始動をした。穏やかな日差しを浴びながら、上原がランニングを
始めた。Ｇ球場の外野の芝を、フェンス沿いの土を踏みしめるように、約４０分間じっくりと汗を流した。
その後、ウエートトレを行い、約３時間で初日の練習を切り上げた。「思ったより動けなかったね」
苦笑いしたが、その表情は充実感にあふれていた。
（中略）
徹底的に下半身を強化することが狙いだ。「この２年間を見ていたら分かるでしょう」。
昨季は開幕直前に両太もも裏の張りを訴えた。今季も５月に右足大腿（たい）部裏の肉離れを発症、
約１か月戦列を離れた。度重なる下半身の故障に悩まされ、自身は２年連続で２ケタ勝利を
逃した上に負け越しと、屈辱にまみれた。「１年を通してしっかりやらなければいけないのに、
情けない２年間になってしまった」同じ轍（てつ）は踏まない。異例の早仕掛けで強化に努める考えだ。
「自分の時間が持てるのはやりやすい。きょうは短かったけど、これからはじっくりとやっていきたい」。
今後はＧ球場で３勤、もしくは４勤１休ペースで体を仕上げていく。エースの戦いが始まった。
URLﾘﾝｸ(hochi.yomiuri.co.jp)