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【ニューヨーク２８日（日本時間２９日）】
ヤンキースの松井秀喜外野手（３２）が、左手首のリハビリ中に千羽鶴などを
贈ってくれた日本人学校を訪問。児童から「何人、子供がいるんですか？」
「まだ野球をやんの？」と、想定外の質問をされタジタジとなった。
今年はオフも脂汗をかくことが多そうだ。
◇
グラウンドでは落ち着き払っている松井秀だが、子供が相手となると勝手が違った。
骨折した左手首のリハビリ中に千羽鶴や手紙をもらった、ニューヨーク近郊の
日本人学校へのお礼への４校目。約５００人の前で挨拶するまではよかったが、
質問コーナーで想定外のハプニングが起きた。
「松井さんは何人、子供がいるんですか？」
質問した小学校低学年の女子の顔は真剣そのものだったが、
花の独身ライフを知っている児童や生徒からは一斉に笑い声が起きた。
でも、このゴツイお兄さんに子供がいないはずはない、と思っていた児童も多数いた様子。
ゴジラは「ごめんなさい。僕、まだ結婚もしていないんで、子供もいないんです…」
と謝るしかなかった。
ひと息つく間もなく、今度は小学校低学年の男子から「まだ野球やんの？」と
タメ口で質問された。これには「はい。来年もやらさせていただきます」と回答。
今年、左手首を骨折して約４カ月も戦線離脱した事実の重さを思い知らされた。
近い将来の結婚と子作り、そして何より来季の世界一－。
それらを改めて心に誓い、松井秀は冷や汗をぬぐいながら学校を後にした。
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子供たちの質問にたじろいだ松井秀。記念撮影でひと息ついた（撮影・阿見俊輔）
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