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シンガー・ソングライターの長渕剛(50)が28年の歌手生活で初めてバラエティー番組に出演する
ことが2日、分かった。お笑いコンビ・くりぃむしちゅーが司会するテレビ朝日系「くりぃむナントカ」の
特別企画「長渕剛ファン王決定戦」に本人が突然、登場。2時間30分のプレミアライブを行い、熱狂
的な長渕ファンを自任するくりぃむの上田晋也(36)らをうれし泣きさせた。
「長渕剛ファン王決定戦」は、上田と「ペナルティ」のワッキーこと脇田寧人(34)、元神戸製鋼ラグ
ビー部の大八木淳史さん(45)が「熱狂度」を競うユニークな番組だ。
長渕のものまねタレント・英二のライブを延々と聴き続ける異色の内容で、2004年に1度放送さ
れ、話題に。このライブは7時間半も続き、同じ歌が繰り返され、女性や子供、ガーナ人らが飛び入
り。“脱落企画”で、最後までギブアップすることのなかった大八木さんが優勝している。
今年6月になって長渕はそのダイジェスト放送を見た。「ここまで本気でやってくれるとその中に本
当の優しさや愛情がある。本当に面白いよ」といたく感動。28年の歌手人生でバラエティー番組に
出たことがなかったがファン熱意に極秘乱入を決めた。
3人の再戦は、前回と同じカラオケボックスでスタート。英二のライブが4時間を過ぎたころ、入れ替
わりに長渕が登場。ホンモノを前に、3人はただただぼう然。上田は高校時代に熊本で見たライブで、
客席に投げ込まれたハーモニカを偶然キャッチ。今も宝物だという。一番好きな歌「ろくなもんじゃね
え」が歌われると、涙がほおを伝った。別室でリポートする相方の有田哲平(35)が「テレビ初公開の
涙」と驚くほどだった。
長渕は78年の歌手デビュー以来、バラエティー出演は初めて。「本気には本気で応える」が長渕流
のため、カラオケボックスのステージでもちゅうちょはなかった。04年の桜島コンサートで7万5000
人を集めたカリスマが、たった3人の前で汗だくの熱唱。「2、3曲歌ってもらえたら」という制作側の希
望に対し、2時間半、12曲を歌い上げた。
収録後の上田は「すごいものを見せてもらった…」と放心状態。