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JRA通算327勝、G1・12勝を挙げ、日本でもおなじみのペリエは、史上2人しかいない
凱旋門賞3連覇ジョッキー。96年エリシオ、97年パントレセレブル、98年サガミックス。
凱旋門賞3連覇はすべて違う勝ち方。ディープが勝つための3つのポイントを挙げた。
★パターン1
ペリエ「凱旋門賞を勝つ重要なことは、その馬にあったポジションを取ること」。
真っ先に挙げたポイントは、ポジション取り。スタートした直後、馬とケンカせず、いかに
絶好の位置を取るか。
★パターン2
ペリエ「2番目に大事なのはフィーリング。ヨーロッパでは馬群が固まり、スローで流れる
ことが多い。勝負どころを自分で感じる必要がある」。
ロンシャンコースは独特のレイアウト。
ペリエ「簡単に言えば日本の京都外回りを“プチロンシャン”と思ってもらえればいい。
直線は平たん。コーナーにかけてのフォルスストレート(偽りの直線)と呼ばれる直線で
仕掛けてはダメ。4コーナーを回って直線に入ってもまだダメ。最後の300メートルに
力を温存していなければならない」。
★パターン3
ペリエ「多分、ディープは後方待機から直線勝負の競馬になると思う。3番目の勝つ
秘けつは悪い馬の後ろにつけないことだね。スローで流れると、悪い馬の後ろでは前が
詰まる。ディープは、それほどスタートが良くないので後方からの競馬。そこで折り合いを
つけて道中は待機。直線では外めを回って末脚勝負に徹する。ぼくがサガミックスでした
ように、豊さんもそういうふうに乗るんじゃないか」。
過去10年で8勝している3歳馬はやや劣勢気味だ。
ペリエ「ハリケーンランは早く動いて先頭に立つとダメな馬。併せ馬の形になると強い。
シロッコは、ぼくが乗る可能性がある。どんな乗り方でもできる自在性を兼ね備えた馬だ。
そして、フォワ賞3着のプライド。一瞬の切れ味は相当なものを秘めている。ヨーロッパ
ではこの3頭が上位、4連勝中のレイルリンクもギリギリ。3歳馬はちょっと厳しいと思う」。
ペリエ「ディープはサガミックスに似ている。ディープの走りを非常に楽しみにしている」。
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