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来季に向けて巻き返しを図る原巨人に、思わぬ難敵が現れた。21日に全体練習が行われた川崎市の
ジャイアンツ球場にスズメバチが発生していることが判明。巣の捜索、撤去を急ぐことになった。
スズメバチは刺されると死に至るケースもあり、関係者は事態を重く見ている。秋に最も凶暴化するうえ、
オレンジとともにジャイアンツカラーになっている「黒」を狙う習性があることから、選手も戦々恐々だ。
原巨人が“殺人バチの恐怖”に直面した。不気味な黄色と茶褐色のしま模様。
そんなスズメバチが現れたのは、阪神2連戦を前に全体練習が行われたこの日のジャイアンツ球場だった。
ブーン…ブーン…。3位のヤクルトに3ゲーム差と迫り、Aクラス入りを目指して汗を流す選手らの間近で、
聞き慣れない、危険な音をたてていた。目撃された場所は室内練習場からグラウンドに降りる階段付近。
被害こそなかったが、この近辺ではすでに最近、二軍選手たちに頻繁にスズメバチが目撃されていた。
「8、9月くらいから主に駐車場付近でよく見かけました」とは球場関係者。
現在、山本球場長以下スタッフが巣の捜索を急いでおり、見つけ次第駆除する予定だが、
二軍で調整中のベテラン桑田も「早く取ったほうがいいね。木の高い所、
土の中ということもあるからね」と話すなど、選手も気が気ではない。
スズメバチは猛毒の針を持つ日本最大のハチ。交尾の時期となる8月下旬から10月中旬は最も凶暴化し、
今月18日には栃木県内で77歳の女性が体を刺されショック死した事故もあった。
黒色を狙う習性があり、帽子やアンダーシャツなどジャイアンツカラーの黒を身につける選手は、
格好の標的となりかねない。
球場スタッフによるとジャイアンツ球場では4-5年前、室内練習場の出入口の真上に
スズメバチの巣ができたことがあり、このときは二軍マネジャーらが熊手で巣を撤去し、
よみうりランドの造園課が殺虫剤などで駆除したという。全国で警戒が強まるスズメバチの被害。
G戦士にとってはグラウンド外の敵にも要注意だ。
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