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先週末8月5日から公開されたロシア映画「太陽」(アレクサンドル・
ソクーロフ監督)が、上映劇場の銀座シネパトスで同館の初日動員・
興収記録を樹立した。
8日、配給元のスローラーナーが発表した。
「太陽」は、太平洋戦争末期、敗戦の決断から人間宣言を行うまでに
いたる昭和天皇を、ひとりの“人間”として描いた作品。
その内容から日本では公開が難しいとされていたが、この度、東京・
銀座シネパトス、名古屋・シネマスコーレの2館で封切られた。
折りしも、“A級戦犯合祀問題”に関する昭和天皇の意見を記した側近
のメモなどが発見され、昭和天皇の“人”としての側面が社会的にも
注目を集めたことと重なり、公開前から劇場に問合せが絶えず、前売
券も好調な売れ行きをみせるなど、映画にも注目が集まったという。
こうした中で公開され、銀座シネパトスでは、5日の動員が1236人、興収
192万7900円、翌6日も全回満席で動員1234人、興収195万5100円を
記録し、同館の初日、2日目の動員・興収記録を樹立した。
続く7日も平日ながら立ち見の出る上映回が続いており、12日からは1日の
上映回数を現在の7回から10回に増やすことが決定したという。
また、名古屋のシネマスコーレでも同様に満席状態が続いているそうだ。
同作は今後、9月23日から大阪・第七藝術劇場、福岡・シネテリエ天神、
9月30日から札幌・スガイシネプレックス札幌劇場でも公開。
その後も全国20カ所で公開予定で、ロングラン上映が期待されている。
ニュースソース
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