06/06/28 03:02:43 WWouXqNW0
>>153
「反日の構造」の中にはこれが入ってるよ。
「朝日」の中田引退報道の嘘を暴く
日韓共に緒戦を戦った翌日の六月五日朝、私は携帯が鳴って驚かされることになる。埼玉
スタジアムに飛来したブルーインパルスのことがまったく報道されておらず、訝りながらネットで各
メディアを読もうとしたときだった。
取材仲間からの電話で、「朝日新聞」が一面で、ワールドカップでの中田英寿の代表チーム
引退を仄めかす記事を掲載したという。私はすぐ事態を理解した。いや、理解したくなかったの
だが、どう考えてもそれ以外にその奇妙なニュースを理解する方法はなかった。
サッカーファンであれば取り立てて珍しくない光景が日本対ベルギー戦で繰り広げられていた。
つまり、普段Jリーグや日本代表の試合を見ない人にとって、スタジアムの日本代表に向けられ
る情念と興奮は一種のカルチャーショックだったのだろう。試合前からいたる場所で湧き起こる
「ニッポン」コール。選手入場の際に無数の日の丸の小旗が振られ、サポーターグループが巨大な
日の丸を観客席が覆われるように拡げ、国歌斉唱。そして、その直後に「空軍」の編隊飛行が
飛来する……。
よく考えると現在の日本の日常にはあり得ない光景が展開されていたのだった。いや、あり得な
いと言うより、本来なら普通の国で、自然と湧き起こる素朴なナショナリズムが、じつは日常でな
かったという日本の異常な状況をスタジアムのパッションが逆照射してくれたのだ。
つまり、そういう光景があってはならないと考える人々にとって、この試合の自然なナショナリズム
の発露が嫌悪感を抱かせたと考えても不思議はない。
朝日新聞の「中田代表引退記事」はそのような文脈の中で造られたのではないかと直感したが、
記事を読んで一層明らかになった。
「反日」の構造
中国、韓国、北朝鮮を煽っているのは誰か 西村幸祐著 PHP研究所
第2章「メディアの解体」(57P)より