06/06/20 05:49:06 0
「まだ１試合残っているんでしょ。僕らは試合がなかったんだし、それだけでも、
状況は全然違う」。１８試合連続安打を記録した、ジャイアンツ戦後のロッカー
ルーム。背番号５１が“本業”の話よりも長く、前向きな言葉を並べていった。
今でも、強烈に記憶に残っているＷＢＣの２次リーグ。審判の誤審で米国戦
黒星スタートとなった日本代表は韓国にも敗れ、１勝２敗で日程を終了。
準決勝に残るには「米国が２失点以上でメキシコに敗れる」という、絶望的な
他力本願に追い込まれた。
どうすることもできないイチローは韓国戦後、深酒し「人生で最低の酒を飲んだ」。
あのとき、王ジャパンが置かれた状況と比べれば、戦う舞台があるジーコ・
ジャパンは、恵まれているといえるのだ。「（サッカー日本代表は）まだ試合が
できる。純粋に楽しみですよ」
相手は優勝候補のブラジル。確かに苦戦は必至だが、イチローは難敵の存在も
歓迎するよう説いた。「そんなにすごい相手とやるわけだから、どうしたって
そのゲームに集中するでしょう。勝ち点どうこういうのは、見ている側
（が考える話）ですから」。目の前の敵に集中すれば道は開ける、というわけだ。
決して他人事だからと、軽く言っているわけではない。イチローはＷＢＣで
初めて日の丸をつけてプレー。国を代表するプレッシャーを体感し、チーム
リーダーが背負う壮絶な負荷を味わった。その経験を踏まえてジーコ・ジャパンの
奮闘を期待しているのだ。
「（これまでは五輪やＷ杯は）単なる楽しみでしかなかったものが（日の丸を
背負うということが）苦しいと感じることが分かった。ワイワイ、ガヤガヤ
やっていた（以前の自分の）状態とは違いますね」
がけっ縁の状態でチームメートにゲキを飛ばす中田英の姿、決定機を外す
ＦＷ陣の重圧も手に取るように分かる。だからこそ、ミラクルを見せてくれ！！
天才打者は、大西洋をはさんだ米国で、奇跡のドラマを待っている。
ソースはURLﾘﾝｸ(www.sanspo.com)
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★１がたった時間 2006/06/19(月) 12:10:38