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日本代表の劇的なWBC優勝でイチローの株が急上昇している。3年後の第2回大会もけん引役として
出場が確実だが、そうなるとヤンキース・松井秀喜が厳しい立場に追いやられそう。実はイチローを
筆頭とした代表メンバーたちが“松井不要論”を唱えているのだ。
熱い感情がほとばしる人間として新たな一面を披露したイチロー。おかげで国内のイチロー支持率は
高騰中だが、それは参加した代表メンバーにとっても同じだった。
今回の代表チームには主将を置かなかったものの、全ナインの意識は「イチローさんがキャプテン」で
一致。大会中、影の主将としてけん引したイチローのアドバイスに多くのナインが共感していた。
中でも一致団結の礎になったのが「反松井」だ。
WBC参加を断念した松井の姿勢にイチローはもちろん、多くのナインは疑問を抱いていた。それを象徴
するように、決勝(※準決勝だろう)前日の19日、宿舎近くのシーフード料理店で行われた王監督主催の
決起集会でイチローが「俺たちの力で必ず世界一を取ろう! 出なかった選手たちを絶対見返そうぜ!」
と絶叫。その熱い叫びに全ナインが呼応し、翌日の必勝を誓ったという。
「“出なかった選手”とは、もちろん松井さんのことですよ。他に井口選手も断ったけど、やっぱり松井さん
はイチローさんと並ぶ“日本の双璧”みたいな人ですからね。今回のWBCでも苦しい時に周りから“松井
がいれば…”なんて声も聞こえてきましたけど、そういう言葉が出るたびにイチローさんや自分たちは
“ふざけんな”と燃えてきた。みんな次のWBCにも“イチロー・ジャパン”として出たいと思ってます。でも、
そこに松井さんはいらないですよ。悪いですけど」。ある代表選手はイチローら代表ナインの総意を代弁
した。
イチローら代表選手たちは2009年開催予定の第2回WBCにディフェンディングチャンピオンとして「もう一度
このメンバーで戦おう」と誓い合ったという。そのメンバーに松井を加える気はないのだ。
松井の不参加が“イチロー・ジャパン”の結束を深め、世界一に輝く要因となった。
ソース
3/23付 東スポ一面より