05/09/01 10:28:06 0
大分の新監督にボタフォゴ前監督のペリクレス・シャムスカ氏(39)の就任が8月31日、有力となった。
ブラジルでは若手有望株として知られ、昨年はサント・アンドレで史上2度目となる2部チームによるブラジル杯優勝を成し遂げた。
28日にボタフォゴを解任され、現在はフリー。大分のクラブ関係者は「有力候補の1人なのは確か」と交渉を認め、同氏もオファーに興味を示している。
金額面で合意に達すれば、新監督の誕生となりそうだ。
シャムスカ氏はプロ選手として経歴はないが、体育大学を卒業後、指導者の道を歩んだ。
複数の中堅クラブを渡り歩き、バイーア州、アラゴアス州選手権でタイトルを獲得。
昨年7月のブラジル杯決勝では8万人を飲み込んだマラカナンスタジアムでホームのフラメンゴを撃破した。
2部チームを同杯優勝に導いたのは、無名クラブのDFから監督に転身し、代表監督にまで上り詰めたルイス・フェリペ・スコラリ(現ポルトガル代表監督)以来で、似通った経歴もあって注目度を高めた。
戦術的には3-5-2のシステムを好む。
大分は限られた戦力を最大限に引き出す手腕を評価して、同氏を後任監督の有力者に絞った。
4カ月プラス1年延長のオプション付き契約を提示したと見られるが、同氏には別のオファーもあり、今後の交渉が注目される。
チームは成績不振を理由に皇甫監督が辞任。次節3日磐田戦(大分)はスカンズ監督代行と立石コーチが共同で指揮を執ることになっている。
◆ペリクレス・ライムンド・オリベイラ・シャムスカ
1965年9月29日、ブラジル・バイーア州サルバドール出身。
ビトーリアで監督キャリアをスタートさせ、サンタクルスやコリンチャンス、ブラジリエンセ、サント・アンドレ、サンカエターノ、ゴイアスボタフォゴなど延べ16クラブを指導した。
ソース
URLリンク(www.nikkan-kyusyu.com)