04/11/16 17:13:03
五輪競技からの除外候補の一つに挙げられているソフトボールについて、
国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のフェリ五輪統括部長は15日、
ソフトボールを「野球の女子版」ととらえる姿勢に反対し、
純粋に単独競技として存続、除外を審議する考えを明らかにした。
ソフトボールと野球については、両競技の五輪存続を訴える国際競技連盟（ＩＦ）関係者が、
球場の内野にちなんで「ダイヤモンド・スポーツ」と名付け、一体感を強調する存続キャンペーンを続けている。
これに対しフェリ部長は「五輪の実施競技になった時期も違うし、男子版、女子版と考えるには無理がある」
と述べた。2012年五輪以降に適応される実施プログラムの変更については、
すべてのＩＦからアテネ五輪での活動報告を受け、ＩＯＣプログラム委員会の作業部会が来年１月に検討を開始する。
最終決定は７月のＩＯＣ総会（シンガポール）になる。野球は米大リーグのペナントレースが五輪日程と重複するため、
各球団に所属するスター選手が五輪に出場することが難しく、ＩＯＣが除外を断行するのではないかとの観測も出ている。
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