【東京新聞】言葉はナイフ 集団リンチの典型が「2ちゃんねる」at DQNPLUS
【東京新聞】言葉はナイフ 集団リンチの典型が「2ちゃんねる」 - 暇つぶし2ch1:ムネオヘアーφ ★
06/12/23 13:29:15 0

 このあまりに速い“人気者”のアップダウン。これは何を意味しているのか。

 若手思想家で「愛と暴力の現代思想」の共著がある矢部史郎氏は
「この現象は一種の見せ物小屋」とみなし、背景には市場原理主義による
身分社会の復活があると分析する。

 矢部氏は「天国と地獄を行ったり来たりする人の多くは各分野の二世、
三世といった特権層ではない。堀江被告もそうだし『刺客』でもイジリやすい
女性議員が対象になる。その乱高下が見せ物で、出演者は身分の低い
人間が無難。同じ階層の観客たちがそのドラマを見て、うっぷん晴らしをしている」
とみる。


■『メディアが変化、過渡期』

 メディアの変化から分析するのは東京経済大学の桜井哲夫教授(社会学)だ。

 「人間が一つの『モノ』として消費されることは四十年前から言われていた。
ただ、そのころはメディアといえばテレビだった。この十年間の一番の変化は
ネット社会の一般化。虚実入り交じりの情報が二十四時間発信できるように
なった結果、情報速度が急激に速くなり、ネタの有効期間が非常に短くなっている」

 桜井氏は誰かが急速に注目され、急速に消えていく原因は「ネタの作られ方」
にあるという。ネットでの話題を検証する余裕もなく大手メディアがそれを後追いする。
その結果、「新聞やテレビでワンテンポ遅れて話題を知る人は、突然目の前に
出てきた話に飛びつき、やがて踊らされている気がして引く。メディアも目先の
現象を追いかけるのが精いっぱいで、対象への距離の取り方が分からない状況。
そのうち、真偽のほどが怪しくなって、その話は『おしまい』になる」。


<デスクメモ> 緊張に満ちた社会になった。個々人の憤怒はこけた人、
弱い者に向けられる。前者が「刺客」、後者が「いじめ」だ。言葉はナイフ。
刺されどころが悪いと死に至る。その集団リンチの典型が「2ちゃんねる」だが、
その毒が社会全般に広まっているのか。毒を覆い隠す「美しさ」は百害あって
一利なしだが。 (牧)


引用元:東京新聞
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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