06/12/19 09:44:32 0
20日に行われるWBAライトフライ級王者の亀田興毅(20)=協栄=がフアン・ランダエタ
(28)=ベネズエラ=と再びまみえる因縁の王座防衛戦(有明コロシアム)まであと4日に迫る
15日の段階で、チケットが大量に売れ残っていることが分かった。人気イベントのチケットは
高額席から売れるのが普通だが、最前列でさえ売れ残っており、関係者がしばらく前から割引
販売に苦労しているという。
「チケットを3割引で引き取って売ってくれと言われて、自分が引き取った分はなんとか売り
ましたけど苦労しましたよ」と語るのは、協栄ジム後援会関係者。
別のボクシングファンが15日、協栄ジムに直接問い合わせたところ、「スポーツ紙で発売
3時間で完売したと報じられていたファーストクラスシートでも8枚連番で取れると言われて
ビックリしましたよ」という。
今回のチケットの種類は、専用の入場口まで用意され、亀田グッズのお土産まで付く
10万円のファーストクラスシートから、SRS、RS(3万円)、指定S席(2万円)、指定A席
(1万2000円)、指定B席(5000円)、闘拳レディースシート(女性限定5000円)、B席
(5000円)、C席(3000円)とあるが、まだどの席も空がある。
なかでもファーストは席数も少なく、人気イベントならば最初に売り切れても不思議では
ない。女性限定席も残るが、8月の試合まで大勢いたはずの亀田ギャルは、いったいど
こに消えたのか。いずれにせよ、亀田人気の凋落ぶりを象徴する現象といえそうだ。
前出の後援会関係者は「正確には分かりませんが、今の段階で良くて全体の7割ほどしか
売れてないのでは。当日は満員にはならないかも。ダフ屋のチケットも、かなり値崩れするで
しょうね」と話している。
協栄ジム関係者も「普通は世界戦の前にはジムでチケットの販売を受け付ける電話が、
もっと鳴るものなんですけれど、今回はあまり鳴ってない。鳴ったからと受話器をとると
『どうせまた八百長だろう』といった嫌がらせの電話だったりするんですよ」と苦笑いした。
防衛戦が行われる有明コロシアム(東京・江東区)は、リングで試合をする競技で使う際には
「8000席くらいで満員になります」(格闘技関係者)という。本当に3割が売れ残っているなら、
20日までにあと2400席を売らねばならない計算になる。
8月の世界初挑戦では、ネットで偽造チケットが出回るほどの人気で会場も満員、テレビ
放送の瞬間最高視聴率は50%を超えたのだが、今回は会場の埋まり具合も試合と同様に
注目したい。
ZAKZAK 2006/12/18
ZAKZAK
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