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自殺志願者:福井・東尋坊で保護100人 NPO巡回で
(一部抜粋)
茂さんは県警三国署(現・坂井西署)の副署長だった03年9月、
管内の東尋坊で断がいに立ちすくむ東京都の男性(当時55歳)と女性(同72歳)を保護した。
茂さんは2人を励まし、少しの金を渡して帰したが、再出発を誓っていた2人は3日後に新潟県で自殺した。
2人は東京に戻る金がなく、福井県内の役所を訪れていた。
自殺の2日後、「役所でたらい回しにされ、『死ぬならどうぞ』とまで言われた。
私たちのような人間を二度と出さないでほしい」という遺書が同署に郵便で届いた。
それがNPO設立のきっかけだった。
NPOでは茂さんと元教師ら55人が連日、東尋坊周辺を交代で巡回。
今月14日午後には、石川県加賀市の男性調理師(60)が断がい近くで一人で海を見ていた。
茂さんは「もう死ぬしかない」とつぶやく男性の肩を抱き、事務所に連れて帰った。
入院費がかさみ、生活保護も認められず、自殺しに来たという。100人目の保護だった。
(以下ソース)
※元記事: URLリンク(www.mainichi-msn.co.jp)
毎日新聞 平成18年12月16日