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◇「男女平等条例」改廃案で攻防-千葉県市川市議会
歴史的に男は女を抑圧してきたとし、「男らしさ、女らしさ」といった性差を否定するジェンダーフリー思想に基づく
現行条例を改廃する「市川市男女共同参画社会基本条例案」が先月二十九日、同市議会(千葉県)に提出された。
ジェンダーの概念を一掃し、男女の特性と役割を尊重した上での差別解消を目指す条例案が制定されれば、
同市と同様の条例を見直そうとする全国の自治体の動きに大きな影響を与えるものと注目されている。
(小松勝彦)
「ジェンダー」一掃し性差尊重の新条例案
反対派はフェミニストに呼び掛け成立阻止狙う
「静粛に願います」
議長の声が何度も議場にこだました。
市川市議会の保守系四会派(二十三人)の代表が提出した同条例案をめぐって、他の四会派(十八人)が
これに反対、議会を二分する攻防が展開された。
二日間にわたって行われた質疑では、質疑者が十五人に及び、異例の定例会となった。
提出者代表の高安紘一議員の答弁に、反対派議員は野次(やじ)で応酬。
加えて反対派の一般傍聴者数十人が、反対派議員の質疑に対し拍手を送る一方、高安議員の答弁に
野次を飛ばす。
反対派会派出身の佐藤義一議長は騒然とする傍聴席に向かって「気持ちは分かりますが、静粛に願います」と、
しどろもどろ。ルール無視の行為を増長させるばかりで、議事は中断を繰り返した。
現行の同市男女平等基本条例は四年前、石崎たかよ議員らが中心となって超党派議員の提案により、
全会一致で成立した。
ソース:世界日報
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