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奈良市の元職員が不自然な病気休暇を繰り返していた問題です。JNNが問題を指摘した後、
同じように病気休暇をとっていた他の職員たちが次々と出勤し始めていることがわかりました。
先週、懲戒免職となった奈良市の元職員は、病気を理由に5年9ヶ月間でわずか8日しか
出勤していないにもかかわらず、2700万円あまりの給与を受け取っていました。
この元職員を診察した医師は取材に対して、診断書を出すよう威圧されたことを認めています。
「患者さんが言ってきたら、『それは違います』とは言えないですよ。
(Q.圧力はあった?)
私に言わせなくても状況判断してください。わかりますでしょう。
それ以上、何回も言わせないでください」(診断書を出した医師)
また、元職員が所属していた収集課では問題発覚後、病気休暇を取得している職員が
およそ3分の1に減っていることがわかりました。問題発覚前の9月下旬は8日間で延べ149人でしたが、
JNNが報道した翌日から大量に出勤し始め、延べ55人に激減したということです。
Q.そもそも病気だったのか?
「一応、みなさん医者の診断書があるので、信用せざるを得ない。
(Q.市民は納得できますか?)
理解はしていただけないと思っております」(環境清美 竹本芳生 課長)
また、問題の医師は元職員以外の複数の職員にも診断書を出していたことがわかり、
事情を聞くため改めて病院を訪ねたところ、病気を理由に休診との張り紙が出されていました。
ソース:JNNニュース 03日11:43
URLリンク(news.tbs.co.jp)