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■飛鳥会事件初公判 暴力団より金もうけがしやすい
まずは飛鳥会の横領事件の初公判から。事件の背景をめぐって、弁護側と検察側の
主張がわかれました。小西被告は起訴事実を認めましたが、犯行の悪質性をことさら強調
しているとする弁護側に対し、検察側は「小西被告が『暴力団より金もうけがしやすい』と考え、
部落解放同盟の支部長に就任した」と指摘しました。
初公判を終えて車の迎えを待つ男…、財団法人「飛鳥会」の前理事長・小西邦彦被告(73)です。
小西被告は、2003年から2年間にわたり、大阪市の公社から委託された駐車場の料金収入
1億3,000万円あまりを横領した罪などで起訴されました。
6日、大阪地裁で開かれた初公判で、「間違いありません」と起訴事実を認めた小西被告。
続いて弁護側が、「単純な横領事件に過ぎないのに『同和行政を食い物にした』と、犯行の悪質性が
ことさらに強調されている」と主張しましたが、検察側は冒頭陳述で、真っ向から反論しました。
『小西被告は中学卒業後、山口組の構成員として活動していたが、1967年ごろ、同和問題が
大きな社会問題となっていたことから、暴力団構成員よりも金もうけがしやすく、絶大な権力が
入ると考えて、部落解放同盟・飛鳥支部長に就任した。
71年には飛鳥会を設立し、大阪市に同和地区の雇用促進として、市有地を駐車場にするよう要求した』
(検察側の冒頭陳述より)
このときの大阪市の対応について、検察は「大阪市は断れば解放同盟飛鳥支部関係者らの
猛反発にあうと考え、この要求をのんだ」としています。
その上で、「小西被告の口座に振り込まれた金額は総額で5億円以上に上り、クラブでの飲食代金や、
株券や高級外車の購入代金などにもあてていた」と主張しました。 (10/06 19:24)
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