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当時１７歳だった女子高校生に性的暴行を加えたとして集団強姦（ごうかん）罪に
問われた尾花沢市高橋、会社員、大貫哲弘（２２）ら５被告の控訴審判決が３日、
仙台高裁であり、田中亮一裁判長は「１審判決後、被害者側と示談が成立した」と
して、懲役５年の原判決を破棄し、全員に懲役３年執行猶予４年を言い渡した。
判決で田中裁判長は「原判決で認定した通り、５人もの多人数で被害者を強姦
しており、犯行の経緯、動機に斟酌（しんしゃく）する点はない」と断罪。しかし、
「原判決後、各自示談金を支払っており、相当期間の拘留で一定の制裁も受けて
いる」と、減軽と執行猶予の理由を述べた。
１審判決によると、大貫被告らは０５年２月２０日午前３時半ごろから約１時間半に
わたり、尾花沢市の大貫被告の部屋で、寝ていた女子生徒の体を押さえて抵
抗困難にし、順次性的暴行を加えた。
URLﾘﾝｸ(www.mainichi-msn.co.jp)