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★中国・北京郊外の村で長期間にわたり飲み水に下水が混入 500人近くに下痢などの症状
中国・北京市郊外の村で、長期間にわたって飲み水に下水が混入し、500人近くが激しい下痢
などに見舞われていたことが明らかになった。
住民は「水の中に黒いものがたまって、ものすごく臭かったわ」、「(下痢が)ひどいときは1日20回
トイレに駆け込んだ」などと話した。
北京市郊外の村では、1カ月ほど前から飲み水が黒く濁り始め、これを飲んだ住民500人近くに
下痢や嘔吐(おうと)などの症状が出た。
原因は、飲み水をためていた地下タンクに、違法に設置された下水管から汚水が流れ込んだことで、
被害が出始めてから3週間以上たった8月28日になって衛生当局が検査したところ、大量の大腸菌
が見つかったという。
村では今も多くの人が寝込んでいて、こうした人々に対する当局の無関心が、対応の遅れの
背景にあるとみられる。
FNN 2006/09/02 12:45 URLﾘﾝｸ(fnn.fujitv.co.jp)