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早く事件の全容解明を 発生から１カ月の住民
秋田県藤里町の町立小１年米山豪憲君（７つ）殺害事件で、豪憲君の月命日の１７日、同県能代市の
遺体発見現場では、花を手向け手を合わせる人の姿が目立った。
事件発生から１カ月。畠山鈴香容疑者（３３）の殺害場所など核心の供述が揺れていることもあり、動
機を含む事件の全容解明には時間がかかるとみられ、住民の不安は消えないままだ。
夫婦で来たという豪憲君の親類の男性は「亡くなった人は帰ってこないが、早く事件が解決してほしい」
と言葉少な。妻は隣で目を押さえて涙をこらえていた。
訪れた主婦（５２）は「人ごととは思えない。胸が詰まる思い」と話した。報道陣を避けるように、花
を供えると足早に立ち去る人も多かった。（共同通信）
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