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長距離トラックの運転手が酒を飲んで運転しているのを黙認していたとして
兵庫県警は11日午前、道路交通法違反(酒気帯び運転の幇助)の疑いで
京都府福知山市夜久野町の「長浜ラーメン」の店舗を家宅捜索した。
同店は数年前から、常連客の運転手が勤務中に立ち寄った際、
酒を飲ませていたという。
県警はこれまでに、飲酒運転を黙認したとして、道交法違反(使用者の義務違反)
容疑で、兵庫、大阪、広島、福岡、熊本など10府県の運送会社計12社を捜索。
捜査の過程で、同店が、運転手らが飲酒後に運転すると知りながら、
酒類を提供していた疑いが浮上した。
同店以外にも、酒類を提供していた飲食店が、複数あるとみられる。
交通捜査課の調べでは、「長浜ラーメン」は2月15日午後3時から約3時間、
飲酒運転すると知りながら、佐賀県の運送会社運転手(54)に生ビールと
焼酎計6杯を販売した疑い。
この運転手は、栃木県内から北九州市に向かう途中で、運転再開後、
同日午後10時ごろ、兵庫県内の国道で酒気帯び運転で現行犯逮捕された。
「5、6年前から週1回程度立ち寄り、酒を飲んだ。飲酒運転は店も知っていた」と
供述したという。
同事件で、酒気帯び運転で逮捕された運転手計13人のうち5人が、
勤務中に同店で飲酒したと供述。
国道沿いで、大型トラック約15台分の広い駐車場があるため、
長距離トラック運転手の休憩場所として頻繁に利用されていたという。
道交法の厳罰化で02年、酒気帯びの基準が、呼気1リットル中
0.25ミリグラムから0.15ミリグラムになった。
同課は、運転手らは2時間程度時間をあければ酒気帯びにならない程度の
量だと考え、改正後も長年の習慣のまま飲酒運転を続けていたとみている。
朝日新聞 2006年05月11日11時12分
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