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辛淑玉(シン・スゴ)さんの愛称は「せっちゃん」。在日朝鮮人三世
で日本名は新山節子。だから「せっちゃん」。人材育成コンサルタント。
万博パビリオンの運営や人材育成などの傍ら、明治大学客員教授、
神奈川県人権啓発推進会議委員などを務め、講演・研修で国内外を
忙しく駆け回る
その半生を振り返った本が出た。「せっちゃんのごちそう」(NHK出版)。
極貧だった。米びつは空、床に落ちた米を拾い集める。着たきりすずめで、
スーパーの試食品をあさる日々。絶えず差別がつきまとい、いいなずけは
自ら命を絶つ。何ともすさまじい過去を、これまた何ともカラリとした
タッチでつづっている
辛さんは在日を「奴隷」と言う。社会から差別され、国籍がないために
公的サービスを受けられず、その結果貧しい状況に追いやられているのに、
貧しいために差別を受ける。自分で自らの環境を変えられない存在だから。
「長い奴隷生活だった」
それでも辛さんの夢はもう一度「在日朝鮮人」として生まれること。
支配者の心根が透けて見え、社会を見る目が磨かれる。加害者にならない
ための道を見つけられ、愛と良心にあふれた多くの人に巡り会える。
何と誇らしい生き方なんだ―と
全文はここでなー★
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