05/12/29 20:21:39 0
強い横風が原因、とみられている。運転士も「突風で車体がふわっと
浮いた」と話しているという。雪国では冬の嵐に見舞われ、台風並みの
強い風が吹き荒れることが珍しくない。その風にあおられたらしい。
現場付近の風速は毎秒約20メートルで減速規制するほどでなかった
というが、平時と同じ時速約100キロで最上川の橋梁を渡ったことに
問題はなかったか。突風とは言いながら、風の息づかいを感じていれば、
事前に気配があったはずだ。暴風雪警報下、日本海沿いに走るのだから、
運行には慎重であってほしかった。
風速25メートルで速度規制、30メートルで運転中止--というマニュアル
に違反していない、との説明にも納得しがたいものがある。設置場所が
限られた風速計に頼っているだけでは、危険を察知できはしない。
五感を鋭敏にして安全を確認するのが、プロの鉄道マンらの仕事と
いうものだ。しかも86年の山陰線余部鉄橋事故などを引き合いにする
までもなく、強風時の橋梁が危ないことは鉄道関係者の常識だ。ましてや
「いなほ」は秋田県の雄物川では風速25メートル以上だからと徐行した
という。現場では計測値が5メートル低いと安心していたのなら、しゃくし
定規な話ではないか。
ここもなー☆
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