05/02/26 14:29:38
つづき
内容が事実なら、北に毅然(きぜん)とした姿勢を取り続けてきた
安倍氏の言動を否定しかねないが、首相官邸や外務省、自民党本部は
表向き「密使派遣」を否定。
外務省高官は「政府関係者が北当局とひそかに接触したのは事実。
安倍氏の独断ではなく、関係者はみな了解していた」と証言し、こう首をひねった。
「HPの記事には、代理人に託した委任状や、代理人とされる人物の
ビザ申請書のコピーの写真まで添付されている。これは簡単には入手できない。
北当局側が何らかの意図を持って提供したものではないか」
一連の顛末(てんまつ)について、夕刊フジは24日付紙面で
「北の安倍潰し!?」として伝えたが、今回、総連幹部がHPに掲載された資料を携えて
マスコミに接触していたことで、その疑いは限りなくクロに近くなったといえる。
総連をウオッチする公安関係者は「北側による安倍氏潰しの工作活動だろう。
よっぽど、北は拉致問題などでブレない安倍氏を目障りに感じているのではないか」とし、
「気になるのは、接触を受けた新聞社やテレビ局が平壌への支局開設や
金正日(キム・ジョンイル)総書記の独占インタビューを強く求めていること。
北側が安倍氏への批判報道とのバーターを仕掛けた可能性もある」と話している。