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(>>1の続き)
本紙が上場企業を分析したところ、2002年末に従業員1000人未満の上場企業1191社の
うち、現在従業員1000人以上に成長したのはウンジン・コーウェイ、シンド・リコー、
NHN、ハナツアー、P&TEL、鍾根堂など14社(1.2%)に過ぎなかった。
売上高で3000億ウォン(約383億円)を超えた企業は5社(NHN、泰山LCD、DS LCD、
シンド・リコー、ウンジン・コーウェイ)で、そのうち売上1兆ウォンを突破したのは
ウンジン・コーウェイだけだ。
また2002年末に従業員300人未満の中小企業から現在1000人以上になったのは
NHNだけだ。
こうした状況の背景についてKDIのキム・ジュフン博士は「専門経営者層をきちんと育成
できず、新しい有望企業に対する資金や人材などの資源投入が他の先進国に比べ
劣っているため」と説明する。
また、「既存の大企業が市場を独・寡占し、中小企業の新規参入が厳しい」との指摘もある。
経済評論家のアンディ・シェ(前モルガン・スタンレー首席エコノミスト)は本紙との
インタビューで「韓国が成長するには、サムスン電子・現代自動車・ポスコのような
グローバルな大手企業をあと10社は育成しなければならない」(9月2日)と助言した。
しかし、いつの間にか韓国は中小企業が大企業に成長するという夢そのものが消えつつ
ある国となってしまった。
(了)