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バイオベンチャー企業のプレシジョン・システム・サイエンス(千葉県松戸市)が
子会社を通じて運営・管理しているファンド「バイオコンテンツ投資事業有限
責任組合」に対し、独立行政法人・中小企業整備基盤機構(東京都港区)が
10億円を出資することが決まった。
中小機構がベンチャー企業支援事業の一つとして実施している「ベンチャーファンド
出資事業」に基づく出資で、これにより今年7月の設立以来、機関投資家などから
募っていた出資総額は既存分と合わせて20億円となる。
2007年5月まで出資の募集活動を続けると同時に、投資候補先の開発を進める。
このファンドは、プレシジョンの子会社、PSSキャピタル(千葉県松戸市)と
ベンチャーキャピタルのトランスサイエンス(東京都千代田区)が共同で
運営・管理に当たっている。
出資対象は各種生体物質や生態情報のうち、とくに測定、計測、検体加工処理装置
などのシステムインフラに搭載した場合に価値を発揮する「バイオコンテンツ」など。
(ヘラクレス7707)
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