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どこまで続く「ピンク」人気！？ 家電やファッション、果ては男性が中心ユーザーの
ゲーム機まで、「ピンク」が席巻している。
≪若々しさアピール≫
ピンクをブランドカラーとしているナチュラルミネラルウオーター「エビアン」のブラン
ディングを担当するダノンウォーターズオブジャパンは、今年活躍したピンクの似合う女性
を表彰する「ｅｖｉａｎ Ｐｉｎｋ Ａｗａｒｄ２００６」を８日に開催し、ドラマに舞台に活躍中の女優、
米倉涼子さんが受賞した。淡いピンク色のドレスに身を包み、「ピンクは大好きで、特に
ピンクのラメの靴はお気に入りですね」と語った。
同社は、来年４月発売のエビアン新商品から、パッケージロゴのピンクの色使いを従来
の淡いピンクから、濃いピンクへ変更し、よりピンクを際だたせることを決めた。「女性を
意識するだけでなく、いきいきと若々しいブランドの象徴の色としてピンクを前面に出して
いきます。インパクトが強まることで、売り上げ増に結びつけたい」（大橋忠洋・ダノン
ウォーターズオブジャパン エビアンブランドマネージャー）と意気込む。
ピンクを用いた家電品も一気に増加している。
ソニー・コンピュータエンタテインメント（ＳＣＥＩ）は、携帯型ゲーム機「プレイステーション・
ポータブル（ＰＳＰ）」のピンクバージョンを１１月２２日に発売。同社のオンラインショップ
サイト「プレイステーションドットコム」に限ってだが、「ピンクのＰＳＰの購入比率は７０％が
女性で占めます。しかも、２０～４０代女性まで幅広く購入されているようです」（ＳＣＥ広報
部）とし、「新規ユーザーとなる女性を取り込めた点では戦略通りになっています」（同）と
ピンクカラー採用が功を奏したことを明かす。
ＰＳＰピンクの販売と同じくしてサマンサタバサジャパンリミテッドは、ピンクのＰＳＰとコラボ
レーションする形で本体をぴったり収納できる「革クラッチポーチ（１万５７５０円）」などを
販売したが、「初回入荷分は即完売で、今月下旬の追加入荷待ちという状況」（サマンサ
タバサジャパンリミテッドプレスグループ）と説明する。
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