06/12/01 07:57:34
米ゼネラル・モーターズ(GM)のリック・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)は29日、
米カリフォルニア州ロサンゼルスで開かれているモーターショーで、家庭の電源を使って
充電できる「プラグイン型」と呼ばれるハイブリッド車を開発する方針を表明した。
環境問題への積極姿勢を印象づけ、ライバルの日本メーカーに対抗する新機軸だが、
開発には時間がかかるとの見方も出ている。
≪SUVベース≫
ワゴナー会長は、プラグイン型のハイブリッド車の具体的な販売時期については言及
しなかったものの、スポーツ多目的車(SUV)の「サターン・ビュー・グリーンライン」を
ベースに開発する考えを明らかにした。
実用化されれば現在のSUVよりも燃費が2倍近く向上し、電気だけで10マイル(約16キロ)
以上の走行が可能になるという。
ワゴナー会長は、プラグイン型ハイブリッド車開発が「GMにとって最優先課題」と述べ、
日本メーカーなどに後れを取っている低燃費車の強化に全力を挙げる姿勢を示した。
ロイター通信などによると、GMは米国市場で販売不振が続くなか、環境問題に積極的に
取り組んでいるという対外的な印象を定着させ、ブランド力の強化に結びつけたい考えだ。
ライバルのトヨタ自動車が品質や低燃費技術で高い評価を得てシェアを伸ばしていること
への巻き返し策といえる。
>>2に続く
▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2006年12月01日
URLリンク(www.business-i.jp)
▽関連
【自動車】トヨタ、ディーゼルハイブリッド2010年にも実用化へ…次世代に先手 [06/11/18]
スレリンク(bizplus板)