【ネットワーク】「光ファイバ接続料は1ユーザー1370円にできる」…ソフトバンク孫社長が提案 [06/11/30]at BIZPLUS
【ネットワーク】「光ファイバ接続料は1ユーザー1370円にできる」…ソフトバンク孫社長が提案 [06/11/30] - 暇つぶし2ch1:明鏡止水φ ★
06/11/30 23:30:14
 総務省は11月30日,NTT東西地域会社と他通信事業者の接続ルールを議論する接続委員会を
開催した。総務省では9月19日に公表した「新競争促進プログラム2010」で接続ルールの見直しを
明言している。10月に各事業者から意見を募集し,今回の会合ではその内容を踏まえ,
各事業者が意見を述べる公開ヒアリングを実施した。

 やはり注目を集めたのはソフトバンクの孫正義社長。他社は屋内配線工事や回線名義情報の
扱い,コロケーション・ルールなど接続ルール全般について意見を述べたのに対し,孫社長は
光ファイバの接続料に焦点を絞って説明した。まず「現在の光ファイバ接続料は高過ぎて
事実上競争にならない。NTTは現行の接続料では赤字と主張しているが,それならなぜテレビCM
などを利用して積極的に販売するのか。理解に苦しむ」と疑問を提示。「FTTH市場における
東西NTTのシェアは急速に伸びている。全体の7割を越えそうな勢いで,このままではNTTの
独占がどんどん進んでしまう」とした。

 そこで出した提案が,光ファイバの貸し出しルールを見直すことによる接続料の大幅値下げだ。
現在,東西NTTのFTTH用の光ファイバはPON(passive optical network)の仕組みにより,1本の
光ファイバをユーザー宅の最寄りで8本に分岐している(シェアドアクセス)。現状は8分岐を
まとめて借りなければならず,「我々だけでなくNTTにとっても非効率。貸し出し単位を1分岐
にして全事業者でPONを共用すれば,NTTも設備の稼働率が上がる。赤字ならなおさら共同利用に
すべきではないか」と訴えた。

 さらに独自の試算も披露した。「現状は8分岐をまとめて借りても1分岐しか使わないことが
多いので,接続料は実質月額6200円程度」。しかし,共用を進めた上で,光ファイバの法定
耐用年数を現在の10年から23.1年(現行の経済耐用年数)に延長すれば,「1分岐単位の償却後
接続料を月額1370円程度に下げられる」とした。

>>2に続く


▽News Source ITpro Network 2006年05月26日
URLリンク(itpro.nikkeibp.co.jp)
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