06/11/09 07:12:41
厚生労働省は10日に開く労働政策審議会(厚労相の諮問機関)で、労働時間規制を大幅に緩和する
「自律的労働時間制度」について健康管理強化などを条件に導入する案を提示する。「労働強化に
つながる」とする労働組合側にも配慮しながら、多様な働き方に対応できる制度をつくるのが狙い。
厚労省は来年の通常国会で関連法案を提出する方向で調整する。
今回、厚労省は論点整理という形で自律的労働時間制度などを導入する案を示す。新制度導入を
目指すのは、IT(情報技術)化の進展などを背景に労働時間とそうでない時間の境界があいまいな
働き方が増えていることが背景。労働時間の上限などを定め、時間に比例して賃金を支払うことが
前提の現行の労働基準法の原則を変更し、多様な働き方に柔軟に対応できる仕組みを目指す。
日本経済新聞 URLリンク(www.nikkei.co.jp)
厚生労働省 URLリンク(www.mhlw.go.jp)