06/10/18 22:12:04
ソフトバンクは17日、屋内で携帯電話がつながりにくい利用者に対して、
ホームアンテナを無償配布することを明らかにした。
ソフトバンクモバイルの全国店舗で週内から順次取り扱う。ホームアンテナの機器販売や
レンタルサービスは一部で実施されているが、2万円近くする高額商品を無償配布するのは極めて異例。
NTTドコモやKDDI(au)も基地局整備を急いでおり、24日開始の「番号ポータビリティー」
(番号継続制度)を前に、「圏外」解消の争いが本格化してきた。
携帯電話は、屋外では電波状況が良くても、屋内に入ると、障害物などで電波状況が悪くなる
ことが少なくない。ホームアンテナはこれを解消。自宅の部屋やオフィス内にアンテナを設置
することで、屋外と同等程度の電波状況をつくり出すことができる。
ソフトバンクのホームアンテナは固定電話並みの大きさ。アンテナは2つ必要で、1つは屋外、
もう1つは屋内で窓際に設置する。取り付けは専門業者が行う必要があるが、アンテナ機器代
のほか、工事費用もすべて無償にする。対象は旧ボーダフォンとソフトバンクモバイルの
第3世代携帯電話の加入者で、各店舗で要望を受けて対応する。
ホームアンテナをめぐっては、ドコモが第3世代携帯電話「FOMA」の利用者を対象に販売
しているが、機器代(2万円弱)や工事費用を合わせると5万円程度と割高感がある。
また、PHS最大手のウィルコムも昨年11月にレンタルサービスを開始したが、
通信速度に応じて月額630円または315円がかかる。
ソフトバンクは、ADSL(非対称デジタル加入者線)に参入後、モデムを無償配布して
一気に首位に立った実績がある。携帯電話でも“お得意”の無償配布を始めることで、
ライバルを追撃したい狙いだ。これに加えて、通常の基地局整備にも四千数百億円を
投じる計画で、ドコモ並みの通話品質の確立に躍起だ。
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