06/10/13 23:10:51
悪質なリフォーム業者と高額なクレジット契約を結んだ高齢者らが、大手信販会社「オリエント
コーポレーション(オリコ)」(東京都千代田区)を受取人とする生命保険契約を結ばされていた問題
で、この業者とオリコとのリフォーム契約は117件に上り、少なくとも約4割に工事の実態が
なかったことがわかった。
業者が信販会社から資金を調達するための「架空工事契約」とみられるが、こうした契約の一部
にも生命保険がかけられていた。信販会社側の審査の甘さが露呈した格好だ。
問題のリフォーム業者「富士商」(東京都大田区、昨年7月に閉鎖)は、2003年9月にオリコの加盟店
となったが、契約に問題が見つかり、昨年7月に取引停止となった。オリコが調べたところ、117件
のクレジット契約のうち、少なくとも約4割は、実際には工事が行われていないことが判明した
という。
富士商の元役員によると、会社の運転資金などに充てるため、顧客の印鑑を借りるなどして
架空の工事契約を結び、信販会社から資金を調達。返済時期が迫ると、新たな架空工事契約を
結んで一部を返済に充てていたが、昨年7月に返済に行き詰まって事務所を閉鎖した。
架空工事契約は、03年10月ごろには、毎月の契約の3分の2程度(約10件)となり、05年になると、
契約の8割以上に達したという。
>>2に続く
▽News Source YOMIURI ONLINE(2006年10月13日14時41分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽オリエントコーポレーション 株価 [適時開示速報]
URLリンク(www.orico.co.jp)
URLリンク(company.nikkei.co.jp)
URLリンク(smartchart.nikkei.co.jp)