06/10/08 23:05:57
松下電器産業は7日、2009年度までにロシア国内にプラズマテレビの組み立て工場を
建設する検討に入ったことを明らかにした。 ロシアと周辺国の需要増に対応するためで、
日本メーカーが薄型テレビの生産拠点をロシアに置くのは初めてとなる。
ロシア進出を検討しているのは、松下電器の音響・映像機器事業子会社、パナソニックAVC
ネットワークス社。
建設地や規模などは未定だが、07~09年度の新中期経営計画の期間中に建設する方針だ。
現地生産でコストを抑え、需要の一層の拡大を図る。
松下電器のプラズマテレビの組み立て工場は日本を含め6か所で、ロシアにはチェコ工場
から完成品を輸出している。また、中型の液晶テレビは、同じく9月からロシア国内で
委託生産を開始した。
新興市場国のBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)では著しい経済成長を背景に、
薄型テレビが急速に普及し始めている。松下電器は今後、ロシア周辺でも富裕層を中心に、
大型のプラズマテレビの需要が拡大すると判断した。
ロシアを含むヨーロッパのプラズマテレビ市場で、松下電器は06年度、130万台の販売を
目標にしている。
同市場での4~6月期の松下の市場占有率(37型以上)は約30%で1位だが、韓国サムスン電子、
フィリップス、ソニーなどと激しい競争が続いている。
▽News Source YOMIURI ONLINE(2006年10月8日 読売新聞)
URLリンク(osaka.yomiuri.co.jp)
▽松下電器産業 株価 [適時開示速報]
URLリンク(company.nikkei.co.jp)
URLリンク(smartchart.nikkei.co.jp)
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