06/09/25 02:50:34 DvwpCcbo
仕組みは---
(1)まず通常のリーンバーン(希薄燃焼)運転時に下層部がNOxを吸着する。
(2)次いで燃料を濃いめにしたリッチバーン運転を短時間のみ行い、
排ガス中の水素と触媒下層部に吸着したNOxを反応させてアンモニアを生成、
触媒上層部に一時的に吸着・保存させる。
(3)再びリーンバーン運転に戻った時に排ガス中のNOxとアンモニアが反応し、
無害な窒素に浄化する。
---以上の運転・浄化サイクルを繰り返す。
浄化の原理は大型トラック用に日産ディーゼル工業が実用化している
「尿素SCR(選択的触媒)」と同じだが、尿素SCRは尿素水が必要なため
乗用車への搭載は事実上不可能だった。
ホンダはこのディーゼルを搭載した乗用車をまず、米国に投入する。
時期は「2010年になる以前」(福井威夫社長)としており09年を想定している。
ガソリン車と同じ規制となる米「Bin5」に適合する初のディーゼル乗用車となる公算が高い。