06/09/21 19:34:41
愛知県小牧市が名鉄小牧駅西側に建てた再開発ビルの中核となっている大手スーパー
「イトーヨーカドー小牧店」が来年秋で閉店することが20日、分かった。1995年9月に
出店したが最近は業績不振に苦しみ、経営主体のセブン&アイ・ホールディングス傘下の
「イトーヨーカ堂」(本社東京)が同日、小牧市などに撤退を伝えた。
同社は8月現在、全国で183店舗を展開。中部地方では愛知県8店舗、岐阜県2店舗、
長野県5店舗、静岡県6店舗があるが、2009年2月までに全国約20店舗を閉店する
方針を決め、小牧店がその一つになった。
小牧店が入る再開発ビルは地下2階、地上5階建ての商業複合施設「ラピオ」(延べ
床面積約4万9000平方メートル)。同店は1-4階の8243平方メートルを占め、同店
管理のテナント6店とともに食料品や日用雑貨などを販売。小牧駅前の大規模ショッピング
センターの中核を担ってきた。
だが、近隣に大型スーパーの「ジャスコ」と「アピタ」があり、食品部門以外で苦戦を
強いられていた。売り上げも減少傾向で、ここ数年はピークの96年度(約76億円)の
6割弱に落ち込んでいた。
イトーヨーカ堂は出店にあたり、商業展開するための床約1万5940平方メートルを
小牧市から55億円余で購入。ラピオを運営する第3セクター「小牧都市開発」にも、
資本金の10%にあたる1500万円を出資している。
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