06/09/02 23:45:10
そろそろ年末商戦の姿が見えてきました。Wii(ウィー)やプレイステーション3(以下PS3)が
登場すると、世間には「次世代ゲーム機戦争」という言葉が躍ることになるでしょう。
しかし、当コラムでは何度となく断言していますが、そんな戦争は絶対に起きません。この
両マシンと、発売済みのXbox 360を加えたゲーム機がシェア争いを演じるのは事実ですが、
注目すべき戦場はそこではないのです。
実際にゲームに触れている人はお気づきでしょう。時代は、とっくに変わっています。
2005年と2006年に、テレビゲーム・ビジネスの中心にいたのはニンテンドーDS(以下DS)であり、
この流れはしばらく変わりません。「据え置き機がゲームビジネスの中心にあり続ける」という
考え方は、そろそろ捨ててください。
■データから読み取れるDSの凄さ
現在の主役はDSです。「おいでよ どうぶつの森」を初め3本のトリプルミリオン(300万本)を
達成。9月に登場する「ポケットモンスター ダイヤモンド・パール」も、瞬く間にトリプル
ミリオンを超えるであろうことを含めると、年内に5本のトリプルミリオンを同時に達成する
可能性があります。これは前代未聞の大ブームだと言っていい。
データを挙げておきましょう。これは歴代の国内トリプルミリオン到達ソフトのゲーム機別
分類です。
ファミコン 4本
スーパーファミコン 4本
ゲームボーイ 3本
ゲームボーイアドバンス 1本
プレイステーション 3本
プレイステーション2 2本
(注:データは今年7月に出版された「2006 CESAゲーム白書」から。発売中のソフトもあるため、
最終的に確定したデータではありません)
>>2-3に続く
▽News Source Nikkei Business online 2006年9月1日金曜日
URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)
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