06/08/26 07:45:20
ソニー製のリチウムイオン電池のリコール(回収・無償交換)問題が拡大する中、NTTドコモの
第3世代携帯電話「FOMA(フォーマ)」合計12機種で、買ってから数カ月以内という短期間にリチウム
イオン電池パックが膨らんで本体に装着できなくなったり、充電してもすぐに切れてしまう事象が
発生していることが25日、分かった。
ドコモでは使用開始後1年以内にそうした事象が発生して相談に訪れたユーザーに対し、アフター
サービスとして昨年10月から電池を無償交換しているが、同社広報部によると「あくまでアフター
サービスであり、不具合ではない」ために公表していなかった。
交換の対象としている機種は、パナソニックモバイルコミュニケーションズ製の電池パック
「P-06」を搭載している7機種、シャープ製の「SH-04」「SH-05」を搭載する計4機種、NEC製の「N-09」を
搭載する1機種。この12機種あわせて、すでに数百万台から1000万台が普及しているとみられる。
これまでに電池パックを交換した台数についても明らかにしていない。
今回のトラブルは、対象機種のユーザーが、1日何回も頻繁に充電したり、充電しながらゲームや
メール、通話をするなどの使い方をした場合に発生しているという。
電池内部で化学反応が起きている状態が通常の使い方に比べて大幅に長く続き、約1年とされる
電池パックの寿命が極端に短くなったことが原因だ。
ドコモとしても、こうした使い方を避けるよう携帯電話端末の取扱説明書などで注意を促して
おり、発熱や発火といった恐れはないため、不具合と判断しなかった。
>>2に続く
▽News Source FujiSankei Business i.on the Web 2006年08月26日
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▽NTTドコモ 株価 [適時開示速報]
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