【労働環境】すべてのプロジェクトは“死の行進”なのか 自己犠牲を自ら捧げる日本人のメンタリティー [06/06/08]at BIZPLUS
【労働環境】すべてのプロジェクトは“死の行進”なのか 自己犠牲を自ら捧げる日本人のメンタリティー [06/06/08] - 暇つぶし2ch43:名刺は切らしておりまして
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プロジェクト管理を「プロジェクトX」をなぞらえているのは変だ。
因縁をつけているとしか思えない。「プロジェクトX」というのは
製品開発や研究開発、前例のないことへの挑戦がテーマだった。

やってみないと成否がわからない研究開発と「成功して当たり前」という
一般プロジェクトとは全然ちがう。同じ「プロジェクト」という用語を
使っているからといって同じもんだと勘違いするなよ。

冒頭でおおげさに書いているが、事は単純なことだ。
予算・品質・納期というものが与えられる。その範囲内で人や設備、機械などの
リソースをコントロール(進捗管理、問題管理、要員管理、予算変更管理)して
目標達成するのがプロジェクト管理。

建築やプラント系などでは(偽装を除いて)失敗することはかなり少ない。
建築物や設備が明確にイメージできるからだ。ところがITでは人間や会社の
要求や期待という漠然とした、変わりやすいものを対象とするから建築などの
ように行かない。リスクがぐんと大きくなる。

ではリスクが大きそうなプロジェクトを請けなければいいと思われるが、
そうすると会社の売上が伸びない。だからリスクを覚悟しながら始まる
プロジェクトがいつまでもたっても多い。潜在的リスクが大きい
プロジェクトは失敗する確率が高くなる。
だが潜在的リスクは減らない。すべて読めるものでもなく、発注する側が
見積り額を下げるため意図的に隠していることがあるし、そもそも何のために
発注するのが発注者自身がわかっていないこともある。自分の仕事をつくりたい
だけのときもある。

プロジェクトが少々失敗してもいいんだ。人命とかに関わらない限り。
高い授業料を払ったと思えばいいだろう。
だが人をぼろ雑巾みたいに限界まで絞って使い捨てるようなプロジェクトは
いらない。



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