06/06/08 01:32:46
海外でも事故相次ぐ シンドラー社製エレベーター
2006年06月07日23時17分
シンドラー社のエレベーターの事故やトラブルは海外でも相次ぐ。
中国各紙の報道によると、内陸部重慶市内のビルで97年9月、女性が同社製の
エレベーターに乗ろうとしたところ突然ドアが閉まり、左半身がドアに挟まれたまま
上昇。頭や腰などを強く打って死亡した。女性の夫は同社に対し、損害賠償を求めて
提訴した。
上海市内のマンションでも同社製のエレベーターに半日閉じこめられるなどの故障が
相次いでいる、との報道がある。
香港では02年1月、11歳の男児が自宅のマンション17階から同社製エレベーターに
乗ろうとしたところ、ドアが開いた状態で上昇。男児はエレベーターの床と出入り口の
天井に上半身を挟まれ、翌日死亡した。
当時の報道によると、事故の起きたエレベーターは途中で止まるなどの故障が事故
前4カ月の間に3回続いていた。 シンガポールのショッピングセンター、ミレニアウオーク
では03年、シンドラー社のエレベーターに男性客が50分間閉じこめられた。男性はその
時の模様を地元紙ストレーツ・タイムズに投稿。怒る男性にビルの受付は「閉じこめられた
のはあなたが初めてではない」と弁明したという。
他のメーカーのエレベーターによる事故も少なくない。仏ラクロワ紙によると、02年5月、
仏東部ストラスブールの低所得者用住宅で、4歳の子どもが開いたドアから18メートル下
に転落、死亡した。メーカーは不明。親はメンテナンス業者を訴えた。
URLリンク(www.asahi.com)