05/12/15 19:26:30
テレビ朝日は11月28日、親会社である朝日新聞社の中間決算短信を発表した。
同社の会計期間は2005年4月1日から同年9月30日まで。
業績についてであるが、まず連結ベースで見ると、
売上高が2,979億円であり前年比0.5%減とまずまずの成績であった。
しかし中間純利益は43億であり、前年比48%減と大幅減益である。
減少の要因についてみると、営業利益が前年比47.8%減であり、
減益の原因は本業にあることが分かる。
朝日新聞社の連結損益計算書は、テレビ朝日などを含む132社からなる
グループ全体の経営成績である。
次に朝日新聞社単体で見ると
売上高が1,967億円であり前年比1.4%の減少とこちらもまずまずの成績。
しかし中間純利益は7億しかなく、前年比85%減と大幅減益になった。
営業利益は34億と前年比63.8%減であり、やはり本業不振が主因である。
中間純利益について見ると、連結ベースでの減少額は前年比39億81百万であるのに対して
単体は前年比44億26百万の減少である。
この点から、親会社である朝日新聞社は大幅減益であるが、他の子会社は増益であり
親会社がグループ全体の足を引っ張っているというグループの状態が読み取れる。
URLリンク(ir.nikkei.co.jp)