04/10/05 23:24:46
アン・ジュヒョンさん(23、女性)は九州別府市の立命館アジア太平洋大学(APU)を
先月卒業した。 アンさんは卒業前に三洋電機への就職が確定し、来年4月から大阪で
勤務する。
この大学は、福岡からも列車で2時間という距離にある地方大であるうえ、今年初めて
卒業生を輩出した新設学校だ。 にもかかわらず、今年の卒業生うち、就職希望者315人
の就職率は95%と高かった。 来年卒業予定者の就職希望者306人も、8割以上が
内定しているという。 就職先236社のうち、ソニーなどの上場大企業が7割以上を占める。
その秘訣は「大学の国際化戦略」だ。 APU大学は00年、京都の私立大である立命館大
が国際化を前面に出しながら、当初から募集定員の半分を外国人学生で満たすという
目標のもと、大分県・別府市の支援を受けて設立された。 現在、学部・大学院在学生
4140人のうち、43%が74カ国から来た外国人だ。
日本の企業は、こうした国際化人材に目を向けたのだ。 実際、日本で就職を希望する
外国人卒業生101人は全員が就職した。 来年卒業予定の外国人学生90%も就業が
内定している。16人を採用した住友電装の保田・国際人事担当課長は「言語だけでなく、
多様な国の文化に習熟した国際人を望む企業にとって、APUは人材の宝庫」と述べた。
大学側の緻密な就職戦略も見逃せない。 APUには、国内外の主要国家元首・外国
大使・企業人など278人で構成された諮問委員会がある。 この委員会所属企業のうち
40社が卒業生を選抜した。
APUはまた、00年の開校直後から卒業生の就職準備に入った。 北本暢・就職担当
課長は「入学から卒業まで毎年2回、全学生を対象にした面談・アンケート調査で能力・
成績・希望事項を分析し、学生別に『キャリアチャート』を作成した後、個別企業が望む
学生を調べ、双方を連結させるマッチング戦略を用いている」と明らかにした。
学校側は地方新設大という弱点を克服するため、企業なども積極的に訪問した。
00年には外国人学生100人を連れて東京や大阪の経済団体を訪ね、学校と学生らを
紹介した。 01年には経済団体の関係者、02年には120企業の関係者を学校に招待した。
また、昨年4月から校内で就職行事を年中開いている。
ソース(中央日報・韓国)
URLリンク(japanese.joins.com)
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