04/09/07 22:13
民政関係部署が6日明らかにしたところ、「国際結婚」の7年にわたる
ピークが過ぎたあと、上海ではここ2年間、国際結婚の件数が徐々に
減っていると同時に、国際結婚カップルの離婚数が年々上昇している
という別のピークが現れ始めた。今年1月から6月までの間だけでも、
すでに120組の国際結婚カップルが「家庭解体」を宣言している。この
数字は2002年の年間国際結婚件数を上回っている。
改革開放以来、上海の国際結婚登録数は曲折しながらも上昇傾向を
見せ、1980－1985年が上海における国際結婚登録数の第1次安定
成長期で、85年の国際結婚登録数は826組まで増えた。1990年代半ば
に至り、年間登録数が3000組を突破するというピーク期が突然現れた。
このピークは2001年まで続いた。01年の年間国際結婚登録数は3442組
まで達し、これが今のところピークだ。
しかし同時に、最新の統計データが示すところでは、02年に上海市
の民政関係部署が受理した国際結婚カップルの離婚件数は90件以上。
03年にはそれが140件以上にも増え、前年より60%ほど上昇した。
今年上半期も国際結婚カップルの離婚件数は引き続き増えており、
120組に達している。
華東師範大学人口研究所の調査研究レポートによると、1996－
2002年に届け出た国際結婚カップル2万1000組余のうち、「外国人男性と
上海人女性」のカップルが88.9%を占めていた。外国人男性の年齢は25歳
から54歳までの間で、平均結婚年齢は41.9歳。国際結婚した上海人
女性の年齢は主に20－39歳に集中しており、平均結婚年齢は31.4歳。
上海人女性と外国人男性の平均結婚年齢は10.5歳の差があった。
こうした格差が、国際結婚カップル離婚の主な原因になっている程度が
大きい。
調査によると、日本人の夫と中国人の妻の離婚は国際結婚件数の
30%を占め、日本人の妻と中国人の夫の離婚は同じく35%を占める。
何件かの弁護士事務所によると、弁護士が代理人を務める国際離婚
訴訟のうち、当事者のどちらかが日本人がであるケースが最も多いと
いう。しかし担当する弁護士たちが見ているところでは、離婚件数は
普通、結婚件数と比例しており、中日カップルの離婚が比較的多いのは
中日カップルの結婚数が最も多いからだという。
ソース：
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